今回はゴシックホラーのソウルシリーズ、ブラッドボーンを4年ぶりにプレイしレビューしたくなったので紹介させていただきます!
今後攻略ブログも更新予定です!
最近はナイトレインばかりプレイしていて気晴らしにパリィ主体のゲームがやりたくなりブラッドボーンを起動してみたところがっつりハマってしまいました。
今回は多くのソウルシリーズファンを、沼に沈めてきた神ゲー、ブラッドボーンを紹介します!
このブログの目次
完全新規IPのブラッドボーン
ブラッドボーンは、今でこそ世界的ファンが注目しているフロムソフトウェアが2015年3月26日に発売した完全新規IPのアクションRPGです!
これまでのシリーズからアクション要素を引き継ぎつつも、完全新規のシステムを取り入れた作品になります。
ブラッドボーンの特徴

本作は、ダークソウルシリーズやデモンズソウルとは違い、ゴシックホラーな雰囲気が特徴のゲームとなっております。
ヴィクトリア朝のゴシックホラー
ダークソウルも結構怖い作風ではありましたが、ブラッドボーンではホラーの表現が精神的にくるものが多く、暗い街並みや、狂った住人、異形な敵など、この世界にいるだけでプレイヤーも狂ってきそうな雰囲気があります。
斬新なアクション要素

今作ではシリーズ伝統の高難易度なアクションを引き継いでいます。
しかし、伝統のシステムであったパリィの要素が、銃パリィに変更されました。
敵の攻撃があたる直前に左手の銃を放つことにより、敵に内臓攻撃(致命の一撃)を与えることができるようになりました。
攻撃こそ最大の防御、リゲイン
また、今作ではリゲインというシステムが導入され、攻撃を受けた後すぐに攻撃を加えることである一定まで体力が回復するシステムが導入されました。
敵を攻撃する=回避
という常識を変え、敵から攻撃を受けつつも敵に攻撃を与え続けることで、回復しながら攻撃できる常識破りなシステムが生まれました。
まさに攻撃こそ最大の防御ですね。
圧倒的な高難易度
ブラッドボーンは人によってはソウルシリーズの中でも一番難しいと言われています。
その理由がこれ。

こちらのスクリーンショットは、2025年9月22日現在の聖職者の獣のトロフィー取得率です。
最初のボス『聖職者の獣』の壁

ブラッドボーンの最初のボスは、多くのプレイヤーにとっておそらく聖職者の獣になると思います。
クリアに撃破必須のボスではありませんが、基本的に道なりに進んでいれば最初のボスはこいつになるはずです。
その聖職者の獣のトロフィー取得率が46.9%ということは、このゲームを起動した半分以上のプレイヤーが最初のボスを倒せていないということになります。
私はなぜか、初見で死なずにこのボスを倒せてしまいました。
道中は50回以上死んだと思うけど…!
火炎瓶投げまくれば体力半分近く削れるからおすすめ。
最初のボスと出会うまでレベル上げができない
なんとこのゲーム。
ボスに出会うまでも難しい設計にもかかわらず、最初のボスと出会うまでレベル上げができません。
正確には『狂人の知恵』というアイテムを使えば啓蒙が上がりレベル上げが可能になるので、ボス前に拾うことができれば対峙する前にレベルアップ可能ですが、多くのプレイヤーはこのシステムに気づかないかと思います。
輸血液、水銀弾は死んでも補充されない
さらに追い討ちをかけるように、回復アイテムの輸血液、銃パリィ用の水銀弾は死んでも補充されることはありません。
つまり、雑魚敵からのドロップか使者からの取引で補充するしかないのです。
初めたての頃は、このシステムのせいで数ヶ月ゲームを起動しなくなりました…。
ガスコイン神父の教訓

そして、多くのプレイヤーが聖職者の獣を倒した後に詰むポイントでもあるガスコイン神父。
このボスもまた、少し特殊な行動をするボスとなっております。
銃パリィでの戦闘が主体となっている
ここまでの戦闘で、銃パリィをしてこなかったプレイヤーも初の対人ボスという流れで、銃パリィを積極的に使う機会を与えられます。
ガスコイン神父はプレイヤーと同じく、ステップと銃パリィ(散弾銃)、ステップからの武器攻撃を使用してきますが、この動きから銃パリィの重要性を知り、このゲームの本質と向き合うことになるのです。
後半の獣化でステップを学ぶ
そして、後半になるとガスコイン神父は獣化して本気を出してくるのですが、ここでもブラッドボーンの本質とされているステップを使うことを余儀なくされるようになります。
- ジャンプ攻撃は前ステップをしないと避けられない
- リゲインを駆使してとにかく攻める
- 後ろに避けていると飛びかかりがくる
獣化したタイミングでは、残りの体力は4分の1くらいになっているかと思いますが、この『とにかく攻める』ことへの勇気をこの戦闘で学ぶことができます。
このギリギリ攻めても勝てるであろう体力調整が非常に上手くできていると思います。
ちなみにこのガスコイン神父もなぜか初見で倒せました。
相当アドレナリン出ていたと思います。
でもなぜか知らないけど2回目以降は勝てないんだよね。
ビギナーズラックでしかない。
クリア時間は短いが壮大なゲーム体験ができる
ブラッドボーンは初見でも15〜20時間程度になります(TOKの場合)
死にゲーである以上、クリア時間は正直参考になりませんね。ゲームはプレイ時間だけでは満足感は得られません。
一番大切なのはゲーム体験です。
エリアを探索する楽しさ
ブラッドボーンは全体的に暗く、ちょっとここは行きたくないって思える場所もたくさんあります。
しかし、エリアの細かい箇所に武器強化の素材や、装備が拾えたり探索する楽しみがあります。
下の写真は最初のヤーナム市街で入手できる、私のお気に入りの狩人装備一式です。


癖になる究極のアクション
先に説明していましたが、とにかくアクションが楽しいです!
聖職者の獣とガスコイン神父を倒している時点で、このゲームをクリアするほとんどのスキルを得ているはずです。
つまり、あとはひたすら技術を磨くことで戦闘することの楽しさを自然と覚えていくのです。
これがブラッドボーンの楽しさなのです!
美しくもグロテスクな世界観

多分、このゲームのクリア率が低い理由の中に、世界観が無理って人も多いのではないでしょうか?
確かに最初のヤーナム市街の対人系の見た目から、徐々に敵の造形が異形になっていきますし、市街という至って普通(?)なロケーションだけではなく、血だらけの実験施設、何やら武器な敵がそこらじゅうにいる隠し街ヤハグルなど、歩いているだけで気分が悪くなるエリアも多いです。
こればかりは好みの問題はありますので、きっと挫折ポイントとしては大きいでしょう。
DLCの魅力もまた、必然
さて、きっとこのゲームをクリアできるくらいになった人は物足りなさに直面してると思います。
そんなブラッドボーンのDLCでもある『The Old Hunters』は、ブラッドボーンの魅力を最大限に高めてくれる神DLCです。
DLCのボリュームがすごい
ブラッドボーンはDLC込みで完成しています。
そしてフロムソフトウェアが作るゲームのDLCは正直どれも傑作で、何よりもボリュームがすごいです。
追加されたボスもエリアも、そして武器も全てがユニークで素晴らしいの一言です!
魅力的なDLCキャラ

ジャケットの人物はマリアというキャラクターですが、この戦闘が本当に楽しい!
しかも、このキャラクターの魅力といえばもう言葉では表せないのでぜひやってみてください!
ブラッドボーンが向いている人
高難易度なデザインと斬新なシステム、そしてグロテクスな世界観が特徴の本作ですが、私がプレイしてきた中でブラッドボーンは以下の人に向いていると思います。
- 高難易度ゲームが好きな人
- ゴシックホラーが好きな人
- パリィを駆使した攻めたアクションがプレイしたい人
- 既存のアクションゲームに飽きてしまった人
- 重厚感があり、軽快な戦闘を楽しみたい人
特に私のおすすめポイントは、高難易度かつ唯一無二のアクション要素に注目していただきたいです。
ブラッドボーンが向いていない人
かなり癖のあるゲームなのは間違いありません。
そんな本作の特徴から以下の人は特に注意しましょう。
- グロテスクな表現が苦手な人
- 方向音痴な人
- アクションが初めての人
- 死ぬことでストレスが溜まってしまう人
ただ、死にすぎると正直イライラしますね笑
私も実際にヤーナム市街のボスまで辿り着けず、数ヶ月の間ダークソウル3に逃げたことがあるので..。
あと結構、方向音痴な方も厳しいんじゃないかと思います。
オープンワールドではありませんが、結構広いマップがあったり、進むべき道が分かりにくいとことがあります。
【さいごに】最高のゲーム体験をぜひ
今回はブラッドボーンについて紹介していきました。
グロテスクだけどそれを凌ぐ圧倒的なゲーム体験は、正直飽きるということを知りません。
一度コツを掴んでしまえば敵との戦闘がこれほどまでにしたいと思うゲームもなかなかないので、本当にすごいことだと思います。
今後、プレイ日記として別のブログも書く予定ですので、その時はぜひ読んでください。
ゲーム進捗
- PS4版トロコン済み(2021年9月)、DLC含む

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