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【サイレントヒルf】総合レビュー|良かった点・気になった点まとめ

ゲームブログ

ついにトロフィー達成率98%になりました。

残りはステータス強化と、咲子の日記の2つなのですが、取り逃がした咲子の日記がバグでどうしても最初から周回しないとダメみたいなので泣く泣くアップデートされるまで見送りとなりました。

さて、前置きはここまでにして今回はサイレントヒルfをアーリーアクセスからプレイしてきたTOKの総合レビューになります!

サイレントヒルfの良かったところ

周回プレイが楽しい中毒性のあるストーリー

『サイレントヒルf』は、周回するほど新しい真実が見えてくる構成が魅力です。

一周ごとに新展開があり、自然と次のプレイに引き込まれます。飽きやすい人でもハマる中毒性があり、繰り返し遊びたくなる完成度です。

成長要素で周回が快適に

“祈願絵馬”や“功徳ポイント”を使った育成システムにより、主人公・雛子がどんどん強くなります。
戦闘が苦手でも、プレイを重ねるごとにスムーズに進めるようになる点が魅力です。

この育てて強くなる要素は、戦闘が得意でない人でもプレイを重ねるごとにスムーズに進めるようになるのが嬉しかったです。

昭和日本が舞台のリアルな恐怖

舞台の“戎ヶ丘”は昭和の日本を細部まで再現。建物や街並みの空気感がリアルで、恐怖がより身近に感じられます。

無防備な探索時の緊張感や、敵に襲われる瞬間の絶望感は圧巻です。

残酷さに意味がある演出

グロテスクな描写にも全て物語的な意味があります。
恐怖そのものに“理由”があるからこそ、ただのホラーではなく心理的な深みが生まれています。

どの演出もストーリー上の意味を持っており、「なぜこんな恐ろしいことが起きているのか」が周回を重ねるごとに少しずつ明らかになっていきます。

儀式シーンと心理描写の秀逸さ

儀式のシーンは雛子の心情を象徴する重要な要素。
理解が深まるたびに見え方が変わり、同じシーンでも新たな解釈が生まれます。

敵デザインに宿るトラウマの象徴

「カシマシ」や「イロヒヒ」などの敵は、雛子のトラウマを形にした存在。
単なるモンスターではなく、心理的恐怖を映す鏡のような存在感があります。

見た目の怖さだけではなく、心理的な怖さを描いているところが本当に秀逸です。

気になった点

戦闘システムのテンポが悪い

「持久力」と「精神力」の二重管理は少し煩雑。敵の硬さも相まってテンポが崩れやすいです。

敵が硬いため持久力がすぐに切れてしまい、精神力もあまり使えないため、テンポが悪く感じました。
どちらか片方のシステムで十分だったのではないかと思います。

行動を制限する敵が多い

戦略性よりもストレスを感じるタイプの敵が多く、テンポを損なう要素になっています。

戦闘の単調さ

終盤のボス戦などでは“回避と連打”で済む場面が多く、ややマンネリ化します。

狭いマップでの理不尽な判定

壁に武器が弾かれる仕様が多く、狭い空間での戦闘がストレスになることも。

しかも敵の攻撃は貫通してくるため、理不尽に感じる場面もありました。

そのため、もう少し当たり判定を緩くするか、いっそ無くしてしまっても良かったと思います。

周回前提の構成は好みが分かれる

物語構成が周回前提のため、人によっては1周目で満足してしまう可能性もあります。

【まとめ】

『サイレントヒルf』は、恐怖と感情が密接に絡み合う心理ホラーの新境地です。
戦闘面に粗さはあるものの、周回するたびに深まる物語の真実と、心に残る演出が唯一無二の魅力です。
シリーズの新たな挑戦として、高く評価できる一作です。

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