ついに全トロフィーを獲得し、レクイエム(鎮魂)を迎えることができました。

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バイオハザード レクイエムを完全クリアした上での感想
前回の記事では、3周目時点でのレビューを掲載しました。
今回は完全クリア(5周目)を達成した後の感想をまとめています。
複数回プレイしたことで、難易度・ストーリー・戦闘システムなど、より客観的に評価できるようになりました。
ここでは実際にやり込んだ上で感じたポイントを紹介します。
バイオハザード レクイエムの難易度について
前回の記事では、TPS/FPSタイプのバイオハザード作品の中でもかなり難しい作品ではないかと書きました。
その後、最高難易度 INSANITY をクリアした時点での印象としては、シリーズ全体で見ると次順番で難しいイメージです。
- ①バイオハザード5
- ②バイオハザード6
- ③バイオハザード7
- ④バイオハザード レクイエム
- ⑤バイオハザード ヴィレッジ
ただし、バイオハザード5と6はシステム面で理不尽な要素が多く、死亡回数やリトライ回数が増えやすい作品でもあります。
そのため、PS4世代以降の丁寧に作られた作品に限定すると、難易度の印象は次のようになります。
バイオハザード7 > バイオハザード レクイエム > バイオハザード ヴィレッジ
つまり、近年のシリーズ作品の中では2番目に難しい作品という印象でした。
無限武器解放自体が難しかった5や6は理不尽すぎました。
周回も何度もしないといけないし、ただでさえ時間かかるんだよね。
バイオハザード レクイエムのクリア時間について
初見プレイから5周目までやり込んだ結果、最高難易度INSANITYでも約4時間ほどでクリアできるレベルまでプレイスキルが上がりました。


もちろん、本作も2周目以降は武器や装備の引き継ぎが可能です。
そのため、無限武器を縛らない場合は難易度がある程度緩和されます。
やり込み要素としては、以下のようなプレイスタイルも楽しめます。
- 無限武器なしの縛りプレイ
- タイムアタック(TA)
- 高難易度チャレンジ(武器縛り)
周回プレイを前提としたゲーム設計になっている点は、シリーズらしい魅力と言えるでしょう。
バイオハザード レクイエムのストーリー評価

正直に言うと、本作のストーリーには伏線を回収しきれていない部分が多いと感じました。
そのため、人によってはやや不完全燃焼な印象を受ける可能性があります。
しかし、グレースパートとレオンパートの対比構造は非常に完成度が高く、シリーズ作品の中でも印象的な演出でした。
前回の記事でも触れましたが、この2人の視点を切り替えながら進む構成は、バイオハザードシリーズの魅力を強く感じさせる要素になっています。
そのため、未回収のストーリー要素については、今後の作品で補完されることを期待したいところです。
ゼノの存在感
特に印象的だったキャラクターがゼノです。
ゼノは物語の中盤で一気に存在感を見せ、ウェスカーを彷彿とさせる雰囲気を持つキャラクターでした。
今後のシリーズで、ダークヒーローのような立ち位置になる可能性を感じさせます。
しかし、ムービーをスキップした場合、ゼノに再会しないまま物語が終わる可能性がある点は少し残念でした。
このキャラクターについては、今後のストーリー展開での深掘りに期待したいところです。
総合的に見ると、バイオハザード レクイエムは戦闘や演出の完成度が高い一方で、ストーリーには課題を残した作品と言えるでしょう。
DLCが公式で開発中と発表
2026年3月10日には、レクイエムの物語を拡張するDLCが開発中であることが発表されました。
本作では多くの伏線が残されているため、このDLCでストーリーの真相が明かされることに期待しています。
バイオハザード レクイエムの戦闘システム
戦闘システムは、バイオハザードRE:4・バイオハザード7・バイオハザード8の要素をうまく引き継いでいます。
そのため、シリーズの集大成とも言える完成度の高い戦闘になっています。
シリーズファンであれば、間違いなく楽しめる内容でしょう。
ただし、周回プレイを重ねると、戦闘の流れがある程度パターン化してしまう場面もあります。
そのため、プレイヤーによっては新鮮味が薄れてしまうと感じるかもしれません。
レオンパートの盛り上がりがもっと欲しかった
レオンパートの戦闘はテンポが良く、アクションゲームとして非常に完成度が高いと感じました。
しかし、グレースパートへ切り替わるタイミングではゲームテンポが大きく変わります。
そのため、プレイヤーによってはプレイの流れが途切れるように感じる場面もあります。
実際にプレイしていると、
「もっとレオンパートで戦闘を楽しみたい」
と感じる場面も多くありました。
もし、レオンパートの戦闘を中心に楽しめるエンドコンテンツやチャレンジモードなどが用意されていれば、さらに満足度の高い作品になったのではないかと感じています。
戦闘に関しては本当に過去1楽しかった印象です。
BGMの盛り上げや武器のSEも通して最高だったよね
グレースパートはステルス性が魅力
グレースパートは周回を重ねることで行動パターンが洗練され、弾薬管理などに困ることは少なくなります。
しかし、療養所地下エリアでは最高難易度INSANITYになると状況が一変します。
これまでの戦略が通用しなくなりますが、ステルス要素を活用することで突破する楽しさが大きく増します。
このステルス攻略は、グレースパートならではの魅力と言えるでしょう。
バイオハザード レクイエムのやり込み要素
バイオハザード レクイエムは、ストーリークリア後も楽しめるやり込み要素が用意されています。
特にシリーズおなじみの周回プレイ要素は健在で、装備の引き継ぎや難易度チャレンジなど、繰り返し遊びたくなる仕組みが用意されています。
本作ではプレイを重ねることで攻略ルートが洗練され、初見では気づかなかった戦略やショートカットなども見えてきます。
そのため、周回プレイを前提としたゲーム設計になっている点は、シリーズファンにとって嬉しいポイントです。
トロフィー・実績のやり込み要素
バイオハザード レクイエムでは、シリーズおなじみのトロフィー・実績システムが用意されています。
高難易度クリアや収集要素など、ゲームを深く遊ぶことで獲得できるものも多く、やり込みプレイヤーにとっては大きなモチベーションになります。
特に最高難易度 INSANITYのクリアは、プレイヤーの実力が試される大きな挑戦です。
難易度は高いですが、戦略を練りながら攻略する楽しさがあります。
周回プレイの魅力
本作は周回プレイを前提とした設計になっているため、2周目以降では装備の引き継ぎが可能になるため、自分なりの楽しみ方を見つけることができます。
ゲームに慣れてくるとクリア時間も大きく短縮されるため、周回するほどゲームの理解度が深まるのも魅力です。
バイオハザード レクイエムはどんな人におすすめ?
バイオハザード レクイエムは、シリーズの魅力をしっかり受け継いだ作品です。
そのため、次のような人には特におすすめできます。
シリーズファン
過去作品の要素や演出が多く盛り込まれているため、シリーズファンほど楽しめる内容になっています。
ホラーとアクションの両方を楽しみたい人
レオンパートではアクション性の高い戦闘、グレースパートでは緊張感のあるホラー体験が楽しめます。
そのため、バイオハザードらしいゲーム体験を求めている人にはぴったりです。
周回プレイややり込みが好きな人
装備引き継ぎや高難易度モードなど、やり込み要素がしっかり用意されています。
1回クリアして終わりではなく、何度も遊びたい人に向いている作品です。
【総評】バイオハザード レクイエムはシリーズファン必見の作品
バイオハザード レクイエムは、戦闘システムやゲーム体験の面ではシリーズの魅力をしっかり受け継いだ作品でした。
特にレオンパートのアクションやグレースパートのホラー演出は完成度が高く、プレイしていて非常に楽しめるポイントです。
一方で、ストーリーには伏線が残されている部分も多く、今後の展開を期待させる作品でもあります。
シリーズの集大成とも言える要素が詰まっているため、バイオハザードファンであれば一度はプレイしておきたい作品と言えますね。
今後予定されているDLCによって物語がどのように補完されるのかにも注目したいところです。
【ネタバレあり】バイオハザード レクイエムのストーリー考察
※ここからはバイオハザード レクイエムの重大なネタバレを含みます。
本作のストーリーは、シリーズの過去作と強く繋がる要素が多く、プレイ後にはいくつかの重要な考察ポイントが見えてきます。
ここでは、物語の中でも特に印象的だった伏線や設定について考察していきます。
ゼノはウェスカー計画の生き残りなのか
本作で強い存在感を放っていたキャラクターがゼノです。
物語の中盤で一気に存在感を見せるキャラクターですが、その立ち位置はシリーズの人気キャラクターであるアルバート・ウェスカーを彷彿とさせます。
作中の描写や能力の表現を見る限り、ゼノは単なる敵キャラクターではなく、かつての「ウェスカー計画」の被験者の一人である可能性が高いと考えられます。
ウェスカー計画は、スペンサーが理想の人類を作り出すために行っていた極秘プロジェクトです。
その計画の中で選ばれた子供たちの中から、アルバート・ウェスカーのような存在が誕生しました。
ゼノの能力や思想を見ると、この計画の延長線上に存在しているキャラクターである可能性が高く、今後のシリーズで重要な存在になるかもしれません。
スペンサーの贖罪というシリーズ最大の伏線
バイオハザードシリーズの黒幕として長く語られてきた人物がオズウェル・E・スペンサーです。
これまでのシリーズでは、人類の進化を目指す狂気の科学者として描かれてきました。
しかし本作では、そのスペンサーに贖罪の意識があった可能性が示唆されています。
バイオハザード1から続いてきたシリーズの歴史を振り返ると、スペンサーの研究は常に「理想の人類」を作ることを目的としていました。
しかしその研究は、結果的に世界規模のバイオテロを生み出してしまいます。
その責任を感じたスペンサーが、何らかの形で贖罪を残していた可能性が本作では示唆されています。
この要素は、シリーズ全体を振り返ると非常に意味のある設定と言えるでしょう。
エルピス誕生の背景にあるスペンサーの後悔
本作の物語の中心にある存在がエルピスです。
エルピスは単なる研究成果ではなく、スペンサーの後悔から生まれた存在である可能性が高いと考えられます。
スペンサーは政府に研究を利用され、結果として多くの悲劇を生み出しました。
その結果として生まれたのが、世界中で起きたバイオハザード事件です。
そして、その責任を感じたスペンサーが生み出した最後の希望こそがエルピスだったのではないかと考えられます。
つまり本作のテーマは、単なるバイオハザードではなく
「人類の進化」と「贖罪」
という、シリーズの根幹に関わるテーマだった可能性があります。
今後のシリーズへの伏線
バイオハザード レクイエムは、多くの伏線を残したまま物語が終わります。
そのため、本作はシリーズ全体の中でも「次の物語へ繋がる作品」という印象が強く残りました。
特に気になるポイントは、次の4つです。
- ゼノの正体とウェスカー計画との関係
- エルピスの本当の役割
- スペンサーの残した真の目的
- ヴィレッジ以降のクリスの活動内容
これらの要素は、今後のシリーズ展開に大きく関わってくる可能性があります。
ゼノをとにかく出して欲しい(切望)
作中ではゼノが強い存在感を見せましたが、物語の終盤ではギデオンによってあっさり倒されてしまいます。
そのため、一見するとゼノの物語はここで終わったようにも見えます。
しかし、ゼノの能力や背景を考えると、彼がウェスカー計画によって生み出された存在である可能性は非常に高いでしょう。
ウェスカー計画は、スペンサーが理想の人類を生み出すために進めていた極秘プロジェクトです。
その計画から生まれた代表的な人物が、シリーズでも屈指の人気キャラクターであるアルバート・ウェスカーでした。
そしてウェスカーは、バイオハザード5でクリスによって倒されるという結末を迎えています。
そのため、もしゼノと同様の存在が他にも生み出されているとすれば、今後のシリーズでは「新たなウェスカー的存在」が登場する可能性も考えられます。
つまり、バイオハザード レクイエムは単なる完結編ではなく、
ウェスカー計画というシリーズの核心に再び焦点を当てた作品だったのかもしれません。
今後のDLCや次回作では、これらの伏線がどのように回収されるのか注目したいところです。
まとめ
バイオハザード7では、クリスの調査によってバイオテロ組織「コネクション」の存在が明らかになりました。
そしてバイオハザード ヴィレッジでは、世界的な対バイオテロ組織であるBSAAが、実はB.O.W.を軍事利用していたという衝撃的な事実が描かれています。
そして本作バイオハザード レクイエムでは、そのBSAAが謎の組織によって壊滅させられた可能性が示唆されました。
さらに物語の終盤では、コネクションの関係者と思われる特殊部隊が登場するなど、シリーズ全体に関わる大きな伏線が残されています。
これまでのシリーズも、本命と思われる黒幕はクリスが暴くことが多かったため、今後、レオンとグレースを助けにきたハウンドウルフ隊とは別行動をしていたクリスや伝言の内容なども明かされると嬉しいですね。
DLCや次回作では、これらの伏線がどのように回収されるのか、シリーズファンとして非常に楽しみなポイントと言えるでしょう。
バイオハザード レクイエムは、シリーズの過去作を知っているほど多くの発見がある作品であり、今後の物語へと繋がる重要な一作だったと感じました。
もし本作をプレイする時は、ぜひRE:2とRE:3、そしてRE:4をプレイしてからやってください!
可能なら5も6も7もヴィレッジもやってくださいね!!!
もうそれほぼ全部じゃん…
それだけ過去作との関連の強い、感動できるシーンがたくさんあったんだよ。


