Xアイコン
スクロールアイコン
時計アイコン

TOKがどん底の人生から立ち直った話 | 実際の経験からどのようにして今があるかを紹介(Part.1)

TOKブログ
『TOK’s GAMEs BLOG』のTOK(トック)です!
今回は人生の逆転、どん底から立ち直るまでのロードマップを紹介します!

こちらのブログでは、一部ネガティブな表現や内容が含まれております。 全てはTOKの経験談に基づきますので、ご了承ください。

きっかけ

まず初めに、なんでこんな話をしようかと思ったのか、それは最近U-NEXTで逆境無頼カイジを見ていたからです。

地下労働(チンチロ編)を見ていたら、なんとなく思い出してしまったので、書いていこうと思いました。

多少話はフィクションよりに変えますが、ほぼ記憶を頼りした事実のお話で進めていきます。

カイジの世界は妙にリアルな世界で、本当にありそうだよね。

人間の感情がやけにリアルなんです。

破天荒編

なんとなく、見出しをカイジのようにしようと○○編という感じにしてみました。

私、TOKはまぁまぁヘンテコな人生を送っていまして、まさに破天荒といえる日常でした。

中学時代

私にとって、10代前半というのはまさに黒歴史です。

かなーり痛い少年だったことはもちろんのこと、ろくに勉強をしていないせいで周りの友人たちももれなくあまりよくない方向性を持った人ばかりでした。

中でも、私は暗い系であったため友人たちとは大して絆という絆は育むこともなく、なんとなーく人生を謳歌(?)してました。

今になって思うけど、勉強は本当に大事。

イイ学校への進学、イイ就職先に入るためではない、友人や自分自身の人生をしっかりと考えるためにも勉強という名の知識はとても大事なのです。

勉強しない人生であることの弊害

勉強をしている人は、同じ境遇の人と仲良くなる傾向がありまして。

例えば、受験の時期にも関わらず勉強せず、遊んだりゲームばかりしている人に対して、まともな人たちからの信用がなくなってしまいました。

  • やるべきことをしっかりやる人
  • 自分の将来を考えている人
  • 勉強を通じて自然な話題ができ、過酷な時間と向き合える人

特に学生の時はこういう人たちこそ、大事にしなければいけなかったなと後悔しています。

高校時代

勉強もろくにできない人の末路はやはり、高校の選択肢が非常に少ないということ。

もちろんどんな学校に入学しても、その環境で人として成長することができれば、『学歴なんて関係ない』という言葉の通りに体現することも可能でしょう。

しかし、私は絵に描いたような厨二病になってしまい、音楽とゲームをひたすらやることにしました。

寡黙な人間、自分には音楽がある。

才能のないものが無駄に自分は人と違うと思い込み、人とは逸れた人生を送る。

今考えても本当に痛いな…(笑

THE・若気の至り。

専門学校時代

これは奇跡か、それとも間違いか、私はそのまま音楽の専門学校に入ることになります。

学校の種別的に非常に少ない分野のため、特定される可能性を避けて多くを語ることはできませんが、音楽の基礎を学び、そして音響関係への就職を目指すのです。

専門学校は比較的、楽しくかつ、自分自身の成長につながる努力ができるようになり、そこそこ人間性を鍛えるきっかけになりました。

卒業後の人生

音楽の専門学校を卒業したら必然的に音楽系の仕事を目指し、就職をするのですがやはり音楽業界はある程度特殊な業界。

一旦は就職をせずに、自分が行きたい就職先の求人が出るまでフリーターになりました。

過酷の極み、フリーター編

今の時代はそんなに言われなくなってきたけど、当時はフリーターにだけはなるなと言われていました。

しかし私は就職することを選ばず、一旦はフリーターになることにしました。

これは今ならわかるが、一時凌ぎ、現実逃避、現実からの逃亡(カイジのようなテンポで)に過ぎず、正直就職することにビビっていたのだと思います。

この頃はまだ、その後の絶望を知ることもなく…

若者こそ、悩んで当然。仕方のないこと。

でも当事者になると仕方ないってあまり思えないんだよね。

フリーター時代の主な人生

とにかくお金に困っていたんです。なのに定職を持っていなかったため、何がなんでもお金を稼がなければいけなかったんです。

その当時、私はここでは書き出すことができないくらい、いろんな仕事をしていました。

代表的なものをあげると、

  • 倉庫のピッキング作業
  • 倉庫内仕分け
  • デバンニング(荷下ろし)
  • ライブ会場整理

なぜこんなに仕事が選べるのかというと、派遣会社に登録していたからです。

派遣で仕事をすることのメリット

派遣会社はいわば単発の仕事として、なんとなく気分がいいから行く。その反対に行かないといった選択が自由にできます。

なので、自分に合った作業現場を選びやすいです。

その他にも、

  • 仕事の人間関係をリセットしやすい
  • 仕事以外での人とのコミュニケーションを取らなくてもOK
  • 仕事を始めやすく、比較的給料が高い

特に大きなメリットは、仕事をする上で大事なプライベートを守ってくれることでしょうか。

嫌ならやめやすい、無駄な会話をしたくないなど、自分のライフスタイルに合わせやすいです。

派遣で仕事をすることのデメリット

私としては、特にデメリットの方が多いと感じています。

そもそも派遣では仕事を選べるが、私のように『生活費に困っている』人にとってはデメリットになることの方が目立つ気がします。

  • 仕事上でのコミュニケーションは薄っぺらい
  • 人間関係が崩壊しやすい
  • そもそも仕事つら過ぎる

あれ?メリットと一部被ってない?と思います。

しかし、人間関係、コミュニケーションというのはほぼ必須なんです。

どんなに話をしたくないですよオーラを出していても必ず話しかけてくる人はいるもの。

しかも派遣会社で仕事をする人の年齢層って幅広くて、10代後半〜60代までいます。

別に年齢なんて関係ないし、いろんな人と関われてイイじゃん。

と思うかもしれませんが、私が長い時間派遣会社と関わることでそんな理想は崩れ去ります。

派遣会社で仕事をすることで鬱と対人恐怖症の兆しが現れる

さて、今回なぜブログの冒頭でカイジのことを言及したかというと、私にとってのカイジの世界はリアルに限りなく近いフィクションだからです。

私がカイジを見て思ったことは、仕事上の構造、縦社会が似ているからなのです。

仕事を任せる側と任される側の階級

派遣契約をした労働者はまず、出向先の倉庫やら工場に行くわけですが、階級は最も下になります。

例えばライン工場にいくとすれば、ライン工場に勤めている正社員が一番偉く、その次にライン工場に詰めているアルバイトの方が偉いです。

つまり、完全なる末端になります。

さらに、そもそも出向先に行く前の派遣会社のスタッフの中でも末端です。

つまり末端に末端を重ねた最末端なのです。

縦社会として末端になるため、基本的に関わるスタッフさんほとんどの方の下につくことになります。

雇い主に指示され、出向先にも指示される

そうです、階級が下である以上、雇い主(派遣会社)出向先両サイドからダブルで指示をされます。

この場合、ほとんどのケースで自分より上の人からタメ口だったりで指示を受けるのですが、人としての尊厳を奪われたような感覚を覚えていきました。

電車に乗れなくなる

ある時、いつも通り職場に出向こうと電車に乗った瞬間、凄まじい悪寒と脂汗が出てしまったんです。

さっと電車の改札を出て家に帰り、布団にくるまって寝ました。

ちなみに派遣会社から20件くらい電話がきていました。

この日をきっかけに私の中の闇は広がっていくのです。

縦社会の末端が急にいなくなると、派遣会社の立場も下がるからな。

もっと派遣社員のメンタルケアも大事にしてほしいです。

鬱と対人恐怖症の始まり、ツギハギ編

電車に乗れなくなってしまった私は、職も失い、働く意欲、可能性も失ってしまいました。

今思えば、よく生きてこれたなと。

ギリギリの状態で私はあることを実行することにしたんです。

私、TOKは行動力だけはあったんです。

専門学校時代の師匠(エンジニアのスペシャリスト)にメール&電話をし、私は言いました。

『お金とかいらないので仕事を教えてください。』

お金がないと仕事もできねえぞ。

人生変えたくて必死だったんです。

音楽業界への参入

なんと、その2ヶ月後には就職していたんです。

その常識はずれな行動と、意欲、圧倒的な無謀を買われたんです。

音楽業界ってテレビ業界と同じように、お金をもらうために仕事するというのは二の次で、好きだから成り立つ仕事。

つまりやる気と根性があれば誰でもできます。

厳しい音楽業界の現実

私は音楽だけは本当に好きだったので、大抵の理不尽は耐えられたんです。

それこそ殴られはしないけど、怒号、罵声は当然でした。

なぜかって?この業界には理不尽が多いからです。

パワハラなんか知るか。好きなやつが好きな時間やってるんだよ。

だから、そんなこと気にせす仕事をしろってことです。

いやー、音楽業界は大変でした。

毎日疲れ果てて帰ってきて、風呂入ったら風呂で寝てしまうくらいなかなかハードです。

でも、音楽業界に入れて幸せ!毎日頑張るぞ!

そう思い、毎日学んできたことを家に帰って復習するくらいやる気に満ち溢れている。

きっとそのまま何年も続けていれば優秀な人材間違いなしだったのではないでしょうか。

そして終わりは突然来るのでした。

続:恐怖、絶望、煉獄

ある時、いつも通り職場に出向こうと電車に乗った瞬間、凄まじい悪寒と脂汗が出てしまったんです。

ん?ここの文章間違えてないか?前にも同じ文章みた気がするんだけど

さっと電車の改札を出て家に帰り、布団にくるまって寝ました。

何が起きたかわからなかったです。

あの時の感覚が、派遣のあの絶望感が。

さっと戻ってきたのです。

自分の意志から、心から楽しんでいたと思っていた音楽業界も、こんな形で終わりを迎えました。

職場の人たちとのコミュニケーションが怖くなった

派遣の時も音楽での仕事の時も電車に乗れなくなった理由の一つに、職場の人たちとのコミュニケーションをとることに悩みを抱えていました。

別に何か言われたわけじゃない。

でも、何かを言われているような感覚に苛まれ、2度とあの場所にいきたくないと思ってしまうハードルが、自分の中で遥か沼の底まで下がってしまったんです。

人から常に見られているような感覚を持つようになった

この件以降、人の視線が以上に怖くなり、電車やすれ違う人たち、そして一緒に関わってきた友人に対してまで同様の感覚を持つようになっていきました。

続きはPart2へ

あまり細かく書くことができない部分は割愛してますが、今でもあの時のことを考えると、本当によく生きてこれたと思います。

TOKはこの後どうやって立ち直っていくのでしょうか。

ここから立ち直る未来が想像できないぞ。

続きはこちらから

モイス

< こちらのレビューもどうぞ