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【バイオハザード レクイエム レビュー】完全クリアトロフィーコンプリート後感想|難易度・ストーリー・伏線考察

ゲームレビュー
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バイオハザードシリーズ最新作「レクイエム」を完全クリアし、トロフィーコンプリートまでやり込んだので、実体験ベースでレビューしていきます。

結論から言うと、本作は「シリーズファンは確実に楽しめるが、人によって評価が分かれる作品」です。

バイオハザード レクイエムを完全クリアした上での感想

まず率直な感想としては、

「完成度は高いが、万人受けではない」

です。

特に印象的だったのは“体験の質”の高さで、
単なるホラーやアクションではなく、「緊張感を維持させる設計」がかなり作り込まれています。

一方で、

  • 操作に慣れるまで時間がかかる
  • テンポがゆっくりな場面がある

といった点は、人によってはストレスに感じる可能性があります。

ただ、トロコンまでプレイして感じたのは
「理解すればするほど面白くなるタイプのゲーム」
ということです。

バイオハザード レクイエムの難易度について

難易度はシリーズの中でもやや高めです。

ただし理不尽ではなく、プレイヤーに考えさせるタイプの難しさになっています。

初心者でもクリアは可能ですが、

  • 弾薬管理
  • 敵の対処方法
  • ルート選択

このあたりを意識しないと詰まる場面があります。

おすすめはStandard(モダン)からのスタートです。
アクションが苦手な人はCasualでも問題ありませんが、本作の魅力である緊張感はやや薄れます。

自称バイオ玄人はぜひStandard(Classic)で!!

あの難易度の高さとストーリー展開は初見だからこそ味わえる貴重な体験ですよ。

バイオハザード レクイエムのクリア時間について

実際にプレイした私のクリア時間としては以下の通りです。

  • ストーリークリア:約8時間半(難易度Standard Classic)
  • トロコン:約32時間

ボリュームとしては短すぎず、ダレにくいバランスです。

また、周回プレイ前提の設計になっているため、2周目以降は効率よく進められます。

シリーズ恒例の周回要素も楽しめますので、私は5週目には最高難易度ですら4時間程度でクリアできました。

過去作との繋がりについて

本作は過去作との繋がりがしっかりありますが、未プレイでもストーリーの理解は可能です。

ただし、

  • キャラクターの背景
  • 過去の事件との関連

を知っていると、より深く楽しめます。

特に密接と関わってくる、バイオハザードRE:2のプレイは必須であり、直近の要素としてバイオハザードRE:4やヴィレッジをプレイしておくと面白いと思います。

できることならナンバリング全作やりましょう

その他にも、クリス関連(バイオハザードHD、5)の件がわかったり、コネクション関連(バイオハザード7、ヴィレッジ)が分かるとストーリーやエンディングに関わる情報を読み取れるようになるので、さらに良いのですが、このままでは全作やる必要が出てしまうので、最低限上記の3つをプレイすると楽しめると思います!

バイオハザード レクイエムのストーリー評価

ストーリーは評価が分かれやすいポイントです。

良い点としては、

  • 雰囲気作りが非常に上手い
  • 緊張感が最後まで続く

一方で、

  • 展開がややスローペース
  • 強制移動時間が長いパートがある
  • プレイヤーの解釈に委ねる部分が多い

という特徴もあります。

全体としては、考察を前提とした構造のストーリーと言えます。

唐突で無理のある展開が多かった印象

Screenshot

正直に言うと、本作のストーリーには伏線を回収しきれていない部分が多いと感じました。
そのため、人によってはやや不完全燃焼な印象を受ける可能性があります。

特に終盤にかけては展開が駆け足になり、重要な要素が十分に掘り下げられないまま進んでしまう場面も見受けられました。

一方で、グレースパートとレオンパートの対比構造は非常に完成度が高く、シリーズ作品の中でも印象的な演出です。
プレイ体験としての見せ方は優れており、物語の“魅せ方”という点では高く評価できます。

中盤のゼノの圧倒的存在感と後半の失速感が惜しい

今作で特に印象的だったキャラクターがゼノです。

ゼノは物語の中盤で一気に存在感を見せ、ウェスカーを彷彿とさせるカリスマ性を持つキャラクターでした。
シリーズの今後を担う存在として、ダークヒーローのような立ち位置になる可能性も感じさせます。

しかし後半ではその存在感がやや薄れ、物語への関わり方が弱くなってしまった印象があります。
さらに、2周目以降にムービーをスキップすると、ゼノの印象的なシーンにほとんど触れずに終わってしまう点も惜しいところです。

魅力的なキャラクターであるだけに、今後のDLCや続編での深掘りに期待したいポイントです。

DLCが公式で開発中と発表

本作については、すでにDLCの開発が進んでいることが公式から発表されています。

現時点では詳細は明かされていませんが、本編で描ききれなかった要素やキャラクターの補完が期待されます。
特にゼノ関連や未回収の伏線については、DLCでの回収が行われる可能性もあり、ストーリー面での評価は今後変わる余地があると言えるでしょう。

バイオハザード レクイエムの戦闘システム

戦闘はアクション寄りではあるものの、撃ちまくるタイプのゲームではありません。

  • リソース管理
  • 回避や位置取り
  • 武器の使い分け

これらを意識する必要があります。

特に弾薬管理は重要で、無駄撃ちをすると一気に難易度が上がります。

グレースパートはステルス攻略が魅力

グレースパートは周回を重ねることで行動パターンが洗練され、弾薬管理に困る場面は徐々に減っていきます。

しかし、療養所地下エリアでは最高難易度INSANITYになると状況が一変します。
これまでの戦略が通用しなくなり、敵との正面戦闘が極めて危険になります。

そこで重要になるのがステルス要素です。
敵の視線や動きを把握しながら回避・潜入することで突破できる場面が増え、攻略の楽しさが一段階上がります。

この“緊張感あるステルス体験”は、グレースパートならではの魅力と言えるでしょう。

2周目以降はグレースパートがやや作業的になりやすい

一方で、周回プレイを重ねるとグレースパートは攻略ルートが固定化しやすくなります。

敵の配置や行動を把握してしまうと、最適解をなぞるプレイになりやすく、
結果として作業感を感じる場面も出てきます。

初見時の緊張感や恐怖体験が強い分、やり込み段階ではそのギャップを感じやすい構造になっています。

レオンパートの盛り上がりが素晴らしい

レオンパートの戦闘はテンポが良く、アクションゲームとして非常に完成度が高いと感じました。

武器の使い分けや戦闘の爽快感がしっかり作り込まれており、シリーズの中でも満足度の高い戦闘体験です。

ただし、グレースパートへ切り替わるタイミングでゲームテンポが大きく変わるため、
プレイヤーによっては流れが途切れるように感じる場面もあります。

実際にプレイしていると、「もう少しレオンパートを遊びたい」と感じる場面も多く、
このバランスは好みが分かれるポイントです。

高難易度はステルス重視で攻撃手段が単調になりがち

高難易度では弾薬が不足しやすく、結果としてステルス主体のプレイに寄りがちになります。

これにより、攻略自体は成立するものの、戦闘のバリエーションがやや単調に感じられる場面もあります。

もしレオンパートの戦闘を中心に楽しめるエンドコンテンツや、
純粋に戦闘スキルを試せるチャレンジモードなどが用意されていれば、さらに満足度は高まったと感じました。

バイオハザード レクイエムのやり込み要素

やり込み要素は非常に充実しています。

  • トロフィーコンプリート
  • 周回プレイ
  • 隠し要素

など、長く遊べる設計です。

トロコンに関しても単純な収集ではなく、プレイヤースキルが求められる内容になっています。

トロフィー・実績のやり込み要素

バイオハザード レクイエムでは、シリーズおなじみのトロフィー・実績システムが用意されています。

高難易度クリアや収集要素など、ゲームを深く遊ぶことで獲得できるものも多く、やり込みプレイヤーにとっては大きなモチベーションになります。

特に最高難易度INSANITYのクリアは大きな壁となっており、プレイヤーの理解度と対応力が試されます。
難易度は高いですが、その分達成感も大きく、やり込み要素としての完成度は高いと言えるでしょう。

バイオハザード レクイエムはどんな人におすすめ?

本作は以下のような人に特におすすめできます。

  • バイオハザードシリーズのファン
  • 最新のストーリーを追いかけたい人
  • 緊張感のあるゲーム体験を楽しみたい人
  • 周回プレイややり込み要素を重視する人

一方で、

  • ストーリーの分かりやすさを重視する人
  • アクションの爽快感だけを求める人

にはやや合わない可能性があります。

ゲームとしての完成度は高いものの、プレイスタイルによって評価が分かれる作品です。

【総評】バイオハザード レクイエムはシリーズファン必見の作品

総合的に見ると、本作はシリーズファンであれば一度はプレイする価値のある作品です。

ストーリーには粗さも見られるものの、
ゲーム体験としての完成度や演出面は非常に高く、印象に残るシーンも多く存在します。

【注目ポイント】シリーズの全ての要素を取り入れたストーリー

本作のストーリーは、これまでのバイオハザードシリーズの要素を集約したような構成になっています。

  • サバイバルホラーとしての緊張感
  • アクション要素の強い戦闘
  • キャラクター同士のドラマ
  • シリーズを通して描かれてきたテーマ

これらがバランスよく組み込まれており、「バイオらしさ」を強く感じられる内容です。

また、過去作を知っていることで理解が深まる演出も多く、
シリーズファンにとっては集大成のような位置付けにも感じられます。

一方で、新規プレイヤーでも楽しめるように最低限の説明は用意されているため、
入口としても成立している点は評価できるポイントです。

シリーズの魅力を一通り体験できる作品として、
長年のファンにも、これからプレイする人にも価値のある一本と言えます。

【注目ポイント】レオンの後悔とトラウマを知り『泣ける』展開だらけ

本作で特に印象的だったのが、レオンの内面に深く踏み込んだ描写です。

これまでのシリーズでも数々の事件を経験してきたレオンですが、
本作ではそれらの出来事が「後悔」や「トラウマ」として強く描かれています。

単なるアクションヒーローではなく、過去に苦しみ続ける一人の人間として描かれている点が、本作の大きな特徴です。

そのため、物語の要所では感情に訴えかけるシーンが多く、
シリーズを追ってきたプレイヤーほど「刺さる」展開が続きます。

これまでのレオンを知っているからこそ感じられる重みがあり、
単なるホラーゲームではなく、“ドラマとしての完成度”を高めている要素と言えるでしょう。

結論:バイオハザードシリーズ最高傑作

本作は、シリーズの中でも完成度の高い作品の一つです。

ストーリー面では賛否が分かれる要素があるものの、

  • 緊張感のあるゲーム体験
  • 高いリプレイ性
  • 印象的なキャラクターと演出

これらを総合すると、シリーズ最高傑作候補と呼べるポテンシャルを持っています。

今後のDLCや続編による補完次第では、評価がさらに上がる可能性もある作品です。