バイオハザードシリーズは、私の人生の中でもっともプレイしてきたゲームシリーズのひとつです。
Wii、PS、PCなど、ありとあらゆるハードで遊んできましたが、どの作品にも“その時代の最高の恐怖と興奮”が詰まっています。
この記事では、シリーズをほぼ全作プレイ・トロコン済みの私が、「これは間違いなく神ゲー」と感じた作品を中心に、個人的な思い出やプレイ感を交えながら紹介していきます。
初めてプレイする方はもちろん、久々に戻ってきた方にもきっと共感してもらえるはずです。
このブログの目次
面白かったバイオハザードシリーズ
バイオハザード4
Wii版、GC版、PS2、PS3、PS4…どのハードでやっても飽きることがない、まさにゴッドオブゴッド。
これほどまでにリメイクや移植を繰り返され、愛され続ける作品はそう多くありません。
ゲーム性・アクション性が完璧
そしてゲーム内容も言うことなし
- 完璧なアクション性とテンポの良いゲーム性
- 主人公レオンのクールで皮肉の効いた台詞
- 昔のゲームらしいちょっとシュールな演出や敵の死に方
- 遊びやすく、それでいて緊張感を保つシューティングバランス
- スケールの広いストーリー展開
どれを取っても、当時の限界を超えた完成度。
クリア後コンテンツの「マーセナリーズ」モードのやり込みも神がかっており、古城で27万点を出した時の快感はいまだに忘れられません。
古城でウェスカー27万点出した時は歓喜でしたよ。
ちなみにリメイク版も超完成度。原作ファンなら感動間違いなしです。
(PS4版トロコン済み)
バイオハザード5
中学生の時、初めて見たトレーラーの衝撃はいまだに覚えています。
当時の私は、PS3の映像を見て「もうこれ実写じゃん」と思いました。
バイオ4からさらに進化したTPS視点により、アクション性が強化。
過去作の主人公たちが再び登場し、シリーズの大きな節目ともいえる物語でした。
そんな中で、初のPS3タイトルとして発売されたバイオハザード5。
バイオハザード5のトレイラーをみた時の衝撃はすごかったです。
まだシェバがいなかった時の初期トレイラーです。
色々と差別表現など、問題があり変更が加えられてしまったんだよね。
直前でバイオ4をやっていたため、このグラフィックの進化には衝撃を受けました。
発売までにしばらく時間が空きましたが、高校受験に合格し、PS3を購入する権利を得た私が最初に買ったのがバイオハザード5でした。
TPS視点によるシューティング体験の強化
TPSへとシステムが変更され、4からの正当進化を遂げた本作。
よりリアルになった敵や味方のグラフィック、そしてシューティングの質感がデュアルショック3によって楽しめるようになりました。
1から続いたシリーズも一つの分岐点に
クリスやジルなど、過去作の主人公たちが重要な立ち位置へとなった作品でもあるのではないでしょうか。
クリスの因縁の相手でもあり、シリーズで最も存在感のある影の主人公、ウェスカーという私が一番好きなバイオキャラの終焉を迎えた作品でもあり、これまでの長いウェスカーの計画も終わりを迎えます。
5の出来事をきっかけに、様々な作品への派生作品やストーリーが生まれることになりました。
やり込み要素が多い
私はクリア後のマーセナリーズや、オルタナティブエディションで追加されたシナリオを極限までやり込みトロフィー100%を2回も達成するくらいに楽しんだシリーズです。
(PS3版トロコン済み)
バイオハザード7
FPS視点に変更されたことで、シリーズの方向性が大きく変化した作品。
ベイカー邸の異常な世界観、迫りくる恐怖、そして“痛み”を感じるほどの臨場感。
シリーズの転換期
バイオハザード7はFPSが好きな私からすれば特に問題はなかったのですが、今後のバイオハザードの展開や、これまでのシリーズにはない表現(細かく語られないストーリー、新主人公の起用)など、全体的に大人向きの作品へと進化しました。
FPS視点の臨場感
PS4やPS5になりグラフィックが大幅に進化した本作。
FPSだからこそ、迫ってくる敵の恐怖やベイカー邸の異常な風景全てがダイレクトに伝わってきます。
なによりも怖い!そして痛い表現が増えましたね。
当時は正直、一周クリアしたら怖くてもういいやってなっちゃいましたね。
最初は怖すぎて一度クリアしたらやめようと思ったのに、最終的にはトロコンしていました。
恐怖と没入感をここまで両立させたゲームは、他にそうありません。
(PS5版トロコン済み)
バイオハザードヴィレッジ
バイオハザードの正当続編であるヴィレッジ。
『7』で感じた不満をすべて解消し、アクションとストーリーの両立を果たした名作。
FPSでもTPSでも遊べる仕様になり、ファン層を広げた点も高く評価できます。
また、前作ではクリスが若干出てきたくらいで、過去作品との繋がりがなくシリーズものとして見ていた時の不安要素を取り払うかのように過去作との繋がりが盛り込まれていました。
何よりもグラフィックの進化による探索と戦闘が楽しく、これまでのシリーズファンであれば楽しめる内容だったかと思います。
FPSでもTPSどちらでも遊べる
FPSであるという点は一緒ですが、発売後にTPSで遊べるアップデートが行われました。
正直モーションなどのぎこちなさがあるため、わざわざTPSで遊ぶかというと人を選ぶかもしれませんが、どちらの視点でも楽しんだ私としてはありだと思います。
追加コンテンツのマーセナリーズは微妙
唯一の欠点は、追加コンテンツのマーセナリーズがロールプレイしたいかと聞かれるとちょっと微妙なくらいでしょうか。
ローズ編は怖く、面白く、やりごたえがある
追加シナリオ「ローズ編」は短いながらも完成度が高く、本編を補完する秀逸な内容。
本編の最後に続くエピソードとして主人公の娘、ローズの物語があります。
大体2〜3時間程度の内容ですが、やりごたえがあり本編では恐怖体験に満足できなかったプレイヤーもきっと楽しめるでしょう。
こういう雰囲気のゲームが好きな私はヴィレッジ推しです。
(PS5版トロコン済み)
バイオハザードRE:2
私のデビュー作でもあったバイオハザード2デュアルショック版のリメイクです。
初めてPVを見た時は、現代の技術でRPDを回れるのか!という期待と同時に、TPS視点でゾンビが徘徊する世界を歩く恐怖心がありました。
開発の本気が伝わる
これはもう、開発者が本当に2が好きで作ったんだなというのがゲーム全体の再現力を見て伝わってきましたね。
当時の記憶を呼び起こす細部までのこだわりや、緊張感、後の作品に繋ぐための準備とも言えるシステム・UIなど、遊びやすさの面でも非常にクオリティの高い作品でした。
恐怖体験はバイオ史上一番かも
個人的にはFPSであった7が一番怖かったのですが、結局のところ慣れてしまえば大したことなかったんです。
でも、RE:2のタイラントから背を向けながら逃げたり、後ろから追いかけてきている時のドアをくぐる瞬間の恐怖が今だに慣れないです。
倒せない敵(タイラント)に背を向けて逃げるのが苦手なんです。
(PS5版トロコン済み)
バイオハザードRE:4
神ゲーバイオハザード4のフルリメイク作品です。
これもRE:2に続き、発表当初ついにやったか!と思った作品です。
RE:2と同様に、TPS視点での原作リスペクト作品。
ユーザーが求めているリメイクとはまさにこれ
当時のリソース管理システムでもあるアタッシェケースも健在で、原作4を遊び尽くしてきた人向けに様々なネタが含まれています。
原作とは若干違うステージ構成だったり、新モンスターが追加されていますが、前述の通り4は結構シュールな展開があったためごく自然な改変だと思います。
開発の本気、ふたたび
元々が神ゲーの原作を忠実にフルリメイクするという、とても険しいであろう壁を圧倒的に乗り越えてきた作品です。
繰り返しロールプレイする楽しみも健在で、無限ロケットランチャーを手に入れた周回の無双状態は癖になりますよ。
原作は何度もロールプレイしたし、リメイクも何度もロールプレイできました。
(PS5版トロコン済み)
正直微妙だったバイオハザードシリーズ
バイオハザード6
まず、最初に言いますが決してつまらなかったわけではありません。
ストーリーも3周クリアしていますし、なんだったら楽しかったです。
本当に必要?不要な要素が多すぎた
でも全体的にバイオハザードシリーズを通してきた身としては、不要な要素が多かったと思いました。
- 無駄に複雑なオプション設定(しかもリアルタイムでゲームは動き続ける)
- 操作できるアクションが多すぎる
- 冗長すぎるストーリー(この流れ必要あった?っていう流れ)
- キャラ人数が多くチャプターが多い
特に操作面とUI面の調整は、致命的な部分が多かったんじゃないかと思います。
ゲームだから映画風にしなくていい
あとは個人的に映画風な見せ方が好みではなかったですね。
私がバイオハザードに求めているものがホラーゲームであり、硬派な印象を持てるゲームという前提があるからかもしれませんが、あまりかっこいい演出じゃないと感じました。
微妙な部分を上げるとゲーム全体がつまらないかのような印象を持ちますが、もう一度言います。ストーリー3周クリアしているくらいにはちゃんと好きです。
バイオハザードでこれを求めていたかって言うのが微妙なんだよね。
バイオハザードRE:3
RE:2とRE:4とリメイクを開発してきた中で、なぜRE:3だけ微妙なのかというと『原作リスペクトのなさ』にあると思います。
- バイオハザード3の原作にあった要素の大半が消滅
- ストーリーが短い、流れが変
- RE:2の要素を入れただけ
- ネメシスのデザインが嫌い
ゲームシステムだけ完成されたRE:2を流用しているにも関わらず、原作の再現度があまりにも煩雑なのです。
RE:2の流用ばかりでRE:3ならではの要素が薄い
警察署もRE:2のものを使用しているのでクオリティは高いですが、他のRE:3にしかないロケーションが悪目立ちしまくっているんです。
リメイクとは?
まず、ユーザーがリメイクに求めているのは原作で良かった部分を残し、悪かった部分をリメイクで再調整してほしいというのがあると思います。
しかし、RE:3はその反対を行なってしまったんですね。
中でも私の中で印象強かったネメシスの存在は、ただ怠いだけの気持ち悪いクリーチャー(悪い意味)になってしまい、原作のおぞましくもスタイリッシュでかっこいいネメシスはどこにもいませんでした。
戦闘システムも避ける動作(リベレーションズ2に似てる)があるだけで、その他は特に変化ありませんし独自のシステムでもあったライブセレクションも消えました。
まぁ、バイオ好きからしてトロコンするために4周してるんですけどね。
バイオ愛だけは確かなもので素晴らしい。
めちゃくちゃ悪いかといえばそうではないんですけど、リメイクする必要があるかといえばNOでしょうか。
全ては最新作のレクイエムのためか?
今になって分かるんですが、おそらくバイオハザードレクイエムの準備としてラクーン事件での出来事を、現在の技術で再構築する必要があったんだと思います。
【さいごに】バイオハザードは神ゲーです
結局面白いところも、良いところも、悪いところも
私はバイオハザードの全てが好きです。
私にとってバイオハザードというのは、人生のゲームでもあるため、全てOKなんです。
微妙なシリーズだろうとやり込みを欠かせずやってきましたが、つまらないから二度とやりたくないと思う作品はありませんでした。
今回はナンバリング中心になりましたが、今後も個別で作品紹介していきますので、ぜひ見てください!

最新のブログ





※コメントは最大500文字、5回まで送信できます