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今さらキングダムハーツシリーズへの深い愛と、シリーズ最大の駄作だと思うキングダムハーツ3について正直に話してみる

ゲームレビュー

私はキングダムハーツが好きです。(切実)

発売当時は小学生でしたが、ディズニーキャラの世界をソラという主人公を通してオリジナルストーリーで構築された世界を回る。

そんな夢のようなシリーズです。

現に私は今、キングダムハーツFMのトロコン目指して合成素材集めを頑張っているところなんですが、トロコンを目指していく上でやはり語らなければならない『シリーズで最も嫌いなキングダムハーツ3』のトロコンをどうするか悩んでいる最中なんです。

このブログの目次

キングダムハーツシリーズへの想い

キングダムハーツを本格的にプレイし始めたのは中学1年の頃、5歳年上の姉がプレイしてるのを傍で見ていた私ですが、中学になったことでPS2を遊び権利を得た私は真っ先にキングダムハーツをプレイしました。

全作品プレイ済み、かつストーリー展開をほぼ熟知している

唯一スマホ版のキングダムハーツはプレイしていないのですが、ダイジェスト形式でYouTubeにアップされていた重要なシナリオ部分の解説を見ているので、実質全ての作品の状況を追えています。

とてつもない伏線や難解なストーリー、今後始まるパラレルワールド(虚構の世界?)も含めて大体の流れを知れているファンもそう多くはありませんが、私なりに理解はかなり深いところまで行っていると思います。

各キャラの状況や心情を深く理解している

キングダムハーツはキャラの表情や心情を上手く表現できているゲームだと思っており、その最高点に到達した作品が2だと思っています。

その上で、続編である3がなぜ私の中で駄作なのかを後述していきます。

世界観は初代キングダムハーツが一番好き

物語の起点にもなる(実際はバースバイスリープ)初代キングダムハーツのあの世界観こそ、シリーズ最高の冒険感と仲間たちとの共闘を深く体験できる作品だと思っており、最近トロコンも達成したのでこのゲームの奥深さに改めて気付かされましたね..!

ドナルドとグーフィーとの繋がりが密接である

PS2時代のゲームなので各ワールドも狭いですし、登場人物もセリフも最小限故に必然的にドナルドとグーフィーのセリフを聞くことが多いです。

そのため、より一層ソラとドナルド、グーフィーとの絆がストーリーが進むごとに深くなっていくのを実感できます。

特にホロウバスティオンでソラを一度裏切りかけてしまったこともありますが、最終的には友情を優先するなど、この時の世界観が本当に良かったです。

圧倒的ディズニーの世界への溶け込み

この初代キングダムハーツは特にディズニーの世界を忠実に体験できます。

マップは狭いのですが、それぞれの世界でディズニーらしさを感じることができ、世界観を壊さない絵柄のままキャラたちが溶け込むことができます。

個人的にこのくらいの絵柄だからこそ、後に繋がる3への駄作感を感じざるを得ない部分も、この時代のシリーズが一番良かったと感じるポイントの一つなのです。

ゲーム体験の最高峰はキングダムハーツ2FM

後にも先にもこれを超える作品は生まれないと断言できるくらい、キングダムハーツ2は私も、そしてファンからも絶大な人気を誇っている正真正銘の神ゲーなのです。

シリーズ最高のストーリー展開

何よりもキングダムハーツ2は最初から最後までストーリーが面白すぎます。

開始2時間はロクサスを操作することになるので、ソラは?ってなるんですが、全ての謎が解けた時このゲームの本当の凄さに圧倒されることになるでしょう。

特に最終エリアでもある存在しない世界での戦いでは、アンセムの姿をしていたリクやロクサスの謎、そしてXIII機関の話が一気に進み、ゲーム最大の盛り上がりを体験することができました。

ラスボス戦からエンディングまでの盛り上がり方と展開が尋常じゃないですね。

アクションゲームとしてもシリーズ最高峰の完成度

初代キングダムハーツはストーリーこそ良かったのですが、まだまだ戦闘部分のシステムが確立されていなかったため、どちらかというとつまらないと感じる意見が多かったのですが(私は好き)2ではシステムに大幅な改善が組まれ、自由度の高いカスタマイズをして戦闘のあらゆるアクションを自分で追加することができるようになりました。

もはや何周プレイしたか覚えていませんが、戦闘におけるシンプルさと適度な難易度、そしてそのバランスの取り方は最高傑作だと断言できます。

厨二病にならざるを得ないキャラたちの成長と葛藤

私はこのゲームを中学2年生の時にできたことを誇りに思っています。

何よりも、キャラたちのセリフや仕草、ストーリー展開の何もかもがカッコ良すぎるんです。

戦闘アクションも、初代キングダムハーツのソラよりも少し大人になっているので、1FMにあった時のような幼さよりも、まさに厨二病真っ盛りなカッコの付け方をする感じがたまらないんです。

本当に初代キングダムハーツの時とは少し違う、大人になったキャラたちの成長と葛藤を体験できます。

これは大人になって初めてプレイするのと学生の頃にプレイするのではだいぶ意見が変わるところかも知れません。笑

ロクサスもそうですし、いずれ消えなければいけない存在だったり、自分の周りでしか異変が起こっていない、そして何よりも戦う姿はかっこよさの極みに達しています。

キングダムハーツ2に繋がる358/2DaysとCoM

ナンバリングなのにここの2つをプレイしないと2は訳わからないことになります。

ただひたすら切ない358/2Days

キングダムハーツ358/2Daysは、スリー ファイブ エイト デイズ オーバー ツーと読み、複数の意味がありますが私は、ソラに深く関係しているロクサスとシオンの2人が358日を分かち合ったものだと解釈しています。

ロクサス、アクセル、シオンの3人が主軸となり物語が展開していきます。

元はDSのゲームですが、今PS4でプレイする場合は、映像作品になってしまうのですが、当時DSでキングダムハーツができる、しかもXIII機関を操作できるという斬新な作品でした。

後に敵側になる組織が、どういう1年間を送り、どういうことを考えて過ごしていたのか分かる作品であり、なぜソラが眠っている間にロクサスが居て、なぜソラが起きる時にロクサスが消えてしまうのかが分かる作品でした。

なにせキングダムハーツ2を先にクリアしているため、本作が良い方向に進むわけではないので、ただひたすらに悲しいストーリーであることは覚悟していましたが、まぁその通りでしたね。救われない。

革新的なアイデアで体験するCoM

キングダムハーツCoM(チェインオブメモリーズ)は、初代キングダムハーツ直後の物語で、ミッキーから送られてきた手紙を元に忘却の城に向かいそこで起こる2までの出来事を描いたソラ視点の作品になります。

ロクサスが活動している裏側でソラがどうなっていたのかを知る作品であり、対照的な作品になりますね。

当時ゲームボーイアドバンスでプレイしましたが、やり込んでいたキングダムハーツのBGMや2のトワイライトタウンの曲がGBAから聞こえてくる感動と、慣れるまで大変だけど地味に面白いカードバトルにはハマりました。

ちなみにリメイク版のRe:CoMは正直微妙でしたね。

初代キングダムハーツの仕様にカードバトルシステムを入れた訳ですが、戦闘が忙しすぎてちょっと体質的に合わなかったです。笑

あと、扉探しと開けるための鍵見つけるのダルすぎ。

物語が複雑化していくキングダムハーツバースバイスリープ

舞台は初代キングダムハーツの10年前。

なぜソラやリク、カイリがキーブレード使いになったのかが分かるストーリーがこのバースバイスリープ(以下、BbS)で少しだけ語られることになります。

また、完全新規キャラクターのヴェントゥス、テラ、アクアの3人の悲劇が語られ、キングダムハーツ2FMのシークレットムービーの謎が解明されるストーリーですね。

ダークシーカー編

BbSを起因に、ダークシーカー編という水面下で勝手に名前を付けられていた3までのシナリオが始まることになります。笑(ちなみに358/2Daysのアルティマニアに書いてありました)

どっからどう見ても悪役の見た目をしたゼアノートや、闇に関わる存在がたくさん出てきてストーリー全体を通して、最も複雑化していく作品だと思っています。

謎が謎を呼ぶストーリー構成

YouTubeでPVが公開された当初、あれ?ロクサスじゃね?ってなったんですよ。

あと358/2Daysでもシグバール目線で一瞬ヴェントゥスが映っていたり、過去のちょっとした違和感が色んなところに散りばめられていたんです。

でも実際にプレイしてみると、ロクサスとは完全に別人であり、ラストにはソラの心に繋がるシーンまでありソラがキーブレードを使える=ヴェントゥスの力であるということが分かります。

ソラ自身にもキーブレードを使える素質はあったものの、不安定な部分はこのヴェントゥスの欠落した闇が原因だったと私は推測しています。

ロクサスがネガティブ思考なのも、ソラが持っていなかったヴェントゥスの闇の部分が具現化した存在であるからだと思いますし、最終的にソラの中でいくつもの独立した心が宿ることでソラ本来の力以上にキーブレードの力が強まっていったんだと思います。

後の作品に繋がる戦闘システム

本作の特徴でもあるコマンドデッキシステムは、自分で好きなコマンドを組み合わせて攻撃や魔法に特化したスタイルを作ったりできる戦闘システムが採用されました。

ナンバリングではないキングダムハーツシリーズは基本的に、ナンバリングの要素から派生させた斬新なシステムを取り入れる言わば実験のようなことをしていたわけですが、BbSのこのシステムは派生作品の中で特に面白かったですね。

3人の主人公、3つのストーリー

何よりも特筆すべきポイントは、一つのゲームで3人の物語を楽しめるところですね。

明るく前向きな青年のヴェントゥス、大人で真面目なテラ、真面目だけど可憐なアクアの全く異なるストーリー展開を楽しめます。

一部共闘もできる場面もあり、この部分は共通ですが何よりも中盤以降からの疑心暗鬼な展開から、終盤にかけての急展開には驚かされます。

あと地味にミッキーが暗躍しているのが良かったですね。

ちゃんとKH1のラストに繋がるストーリー構成なんです。

全然話変わるけども、PSP時代は全キャラ完全フルコンプしましたが、PS4で今からトロコンしようとすると一番大変な作品でもあるのでKH1FM終わったら頑張ります。笑

ちょっと雲行きが怪しくなるドリームドロップディスタンス

まず、このゲームは3DSで発売され、その後PS3やPS4でリマスターされましたが、実質キングダムハーツ3発売の直前の物語になります。

厳密には0.2というものがありますが、これは3の体験版のような立ち位置でBbSのアクアのその後から3の中盤に繋がる話ではありますがそこまで重要ではありません。

私はですね、この作品あたりからキングダムハーツシリーズの雲行きが怪しくなってきた始まりの作品だと思っています。

なぜなら、『なぜか知らないけどキャラの性格とシナリオがおかしくなってきた』んです。

例えるならFF15のノリを見ているかのような感じ。

キングダムハーツ=ディズニーとの融合を上手く成功させたゲームという印象から、ディズニーから離れてどんどんFFのようになっていった作品だと感じています。

眠りの世界が舞台というすでに怪しい設定

これまでは光と闇が主な世界設定でしたが、眠りになってしまうともうなんでもあり状態になってしまうんですよね。

キーブレードマスター試験という名目はあれど、眠りに閉ざされた世界に入り潜在意識を冒険、そして眠りを解放するという後付け感のすごい設定でして。

この作品だけは唯一説明されても理解し難い設定の作品でもあり、私もあまりプレイした記憶が薄い作品でもありますね。

重要なストーリーは全て後半に

本作で特に繋がりの深い作品はBbSになるのですが、BbSで明かされた3人の悲劇がソラに語られることになります。

そしてソラの中に眠るヴェントゥスが闇に侵されていたりなど、ファンサービスはあれどどうしても眠りの中にゼアノートが入り込んでいる設定とかがイマイチパッと来なかったですね。

実は最初からソラの服に刻まれた『X』が伏線だったとか言われますが、よく分かりません。笑

システムはBbSをより進化させたものになったが…

今回もコマンドデッキが採用されており、新規キャラのスピリットがバディとしてアシストしてくれますが、いかんせん眠りのシステムによって冒険が途中遮断されてしまうのはよくなかったですね。

戦闘の合間にソラとリクが強制的に変更されてしまうとボスの体力や敵の配置や体力がリセットされてしまい、最初からやり直しになるのでこの辺りはよくなかったですね!

ある程度終盤になると、この眠りのシステムを緩和させることはできるのですが、序盤は結構ストレスでしたね。

全体的に色が鮮やか、派手すぎてKHらしくない

スピリットや世界観がレインボーすぎて個人的に好きじゃなかったです。

スピリットとのじゃれ合いとかも、やはりKHで求めていた機能ではないのでどんどんKHらしさが損なわれてきた片鱗が見え始めてきます。

後のシリーズに繋がる悪ノリが始まった作品

まず、ソラを筆頭に登場人物のノリが寒くなりました。

ソラといえば、基本的に少し抜けていますが、真意を付く言葉を言ったり、心の奥底にある曲がらない強さみたいな部分が特徴でした。

本作からは根本的に頭が悪くなってしまったような、ネタが凄い増えてきたんですよね。

これは3でもありましたが、ツッコミの『○○じゃねえし!』とか『えぇっ!?』みたいなノリが凄い増えて(しかもこれはソラだけではない)寒いギャグがやたら出てくるようになりました。

色々と多すぎて言葉にするのが難しいんですが、ソラってこんな性格だったっけ?って思うようなシーンがそこら中に見えるようになってきたんです。

1人がそういう性格ならいいんですが、全員が同じリアクションをするようになってストーリーのノイズになり始めてきています。

絶望の始まりKH0.2 バース バイ スリープ フラグメンタリー パッセージ

ついにPS4で先行的に発売されることになった次世代機のキングダムハーツですが、ここから私の中の違和感がどんどん現実になってくるんです。

開発者の好きとファンの好きに『ズレ』が生じ始める

先ほどのKH3Dでも書きましたが、明らかにキングダムハーツらしくない要素がたくさん出てくることになります。

確かにバースバイスリープの続編的な感じなので、世界観はそのままなのですが何かがおかしい。

きっと、これだ。

  • 戦闘がスタイリッシュアクションじゃなくて、ただの魅せるアクションになった
  • 派手な演出に頼った結果、戦闘の楽しさが減った
  • アクションの技術よりも雰囲気を楽しむ戦闘になった
  • ムービーのテンポやカットシーンが回りくどくなった

この辺りは、私が最近のゲームに感じるハードの進化と共にゲーム体験の薄さが目立ってしまっている要因だと思うのですが、とにかく開発の技術を見せるための『ムービーゲー感』がどことなく露呈してしまったと私は思っています。

キャラゲーになりつつあるシリーズものの定めか

こうしたら感動するでしょ?こうしたら嬉しいでしょ?

と言った演出が凄い見えてくるようになったんです。

KH1やKH2にあった語らせすぎず、考察を残させるようなあの空気感を感じることができなくなっているのは、キャラの圧倒的な増加にあると思います。

アクアは人気キャラですし、悲しい運命を辿った3人の主人公の1人です。

つまり、こうしたら悲しいし、こうしたら絶望感強いよねっていう演出がめちゃくちゃ多いんです。

やはり過去作のようなムービーで見せすぎないちょうどいい塩梅が大切だったと思っています。

なんかワクワクしないんですよね。

本題:キングダムハーツ3への絶望と希望の薄い次回作

さて、ここまで来て私がどれだけキングダムハーツをやってきたのか、なんとなくわかっていただけたでしょうか。

私がキングダムハーツシリーズで違和感を持ち始めたKH3D以降、嫌な予感がしていたわけですが、それが現実になります。

キャラや世界観、ゲーム設計全てのノリが明らかに過去作と違う

3Dではソラに若干の違和感を感じた私ですが、もはや3ではほぼ全キャラに対してノリの寒さを感じます。

いや、キャラではなくゲームデザイン全てですね。

  • 寒いギャグのセリフ回し
  • ロード画面のインスタ風SNS画面
  • とりあえず『鍵が導く心のままに』ゴリ押し展開
  • 冗長なムービー
  • 戦闘のつまらなさ
  • 圧倒的ご都合主義

もう言いたいことが多すぎて悪いレビューしかできないかもしれないです。笑

戦闘のデザイン悪すぎでは?

KH2では、ちゃんと敵の弱点に合わせた位置にジャンプして攻撃しないとダメージを与えられなかったり、属性攻撃が必要だったり戦略的な部分がたくさんありました。

初代キングダムハーツでも、粗い操作性の中でも敵の上に乗っかったり弱点属性の魔法を使ったりなど、戦略がしっかりとありました。

しかし、3ではとりあえず攻撃ボタンと魔法を適当に打ってれば勝てるようになっています。

  • 完全重力無視の戦闘スタイル
  • 魔法が強すぎてレベリング無視できる
  • 戦闘のカスタマイズ性が皆無で、全てONにしているのが当たり前の設計

初見プラウドでクリアしましたが、もちろんほぼ苦戦していません。

というよりも、ただエンカウントする敵が多いし、キャラの動きも早くなっているし敵も適当に戦っていれば勝てるので一体一体に対する思い入れがありません。

シチュエーションコマンドが強すぎる

おそらくバースバイスリープで発想を得たであろう、ゲージを貯めて発動できるシチュエーションコマンドがあまりにも強すぎて、さらに敵との戦闘が楽になります。

演出が派手すぎてもはや何が起こっているのかわかりませんし、画面見ずに適当に○連打、シチュエーションコマンドが出たら適当に△ボタン押してれば大抵の戦闘は勝手に終わります。

アトラクションフローはOFFにした

定期的に発生するアトラクションフローですが、これは3Dからの派生システムですね。

明らかに世界観に合わない要素として、あまりにも派手すぎる演出のため私はすぐにオプションからOFFにしました。

そもそもOFFにできる時点でプレイヤーに好みを委ねてしまっているのがおかしいですよね。

嫌いな人がいるかもしれない前提で考えているところが変なのです。

致命的な要因:ストーリーが劣悪すぎる

過去作を全作プレイした方ならわかると思います(過去作全部やってない人はむしろ評価は高い方だが…)

全ての展開があまりにも早すぎる、かつご都合主義すぎるんです。

  • 行く先々でXIII機関が”必ず”居る
  • XIII機関が語る→消えるの繰り返し
  • 魔法の言葉『鍵が導く心のままに』
  • テンポがあまりにも悪すぎるムービーラッシュ

特に、魔法の言葉『鍵が導く心のままに』とXIII機関が語る→消えるの繰り返しの件は、このゲームを象徴するご都合主義の諸悪の根源です。

あまりにも都合が良すぎる!!あまりにも同じ展開で強引に進めようとする!!

何よりもこれまでに消えていった(眠っていた)仲間たちの復活劇があまりにも簡素すぎてつまらなすぎます。

過去作にあったそれぞれのテーマを複数詰め込んだ結果である

例えば、キングダムハーツシリーズのそれぞれのテーマってこんな感じでしたよね。

  • キングダムハーツ→ソラがキーブレードを手にし、仲間たちとの絆を知る物語
  • キングダムハーツ2→離れ離れになった仲間たちを探す旅
  • キングダムハーツBbS→10年前のキーブレード使いたちが眠る(消える)までの話
  • キングダムハーツ3D→キーブレードマスターを目指し、眠りの世界を救う話
  • キングダムハーツRe:CoM→ソラが記憶を失い、眠るまでの話
  • キングダムハーツ358/2Days→ソラが眠っている間にロクサスが過ごした1年間の物語

それぞれの作品には一つのテーマがあり、そのテーマは最後まで変わりません。

ようは、キングダムハーツ3ではこれらのテーマ全てを回収するために、『めっちゃ急足で辻褄合わせに向かう』んです。

なんか面白くないディズニーワールド

そんなテーマの混雑もあり、ディズニーワールドを楽しむのではなく、物語を強引に進めるための通過点にしかならなくなってしまったんです。

端的に言えば、それがディズニーワールドでなくても何も問題のない話ということですね。

先ほどの、XIII機関が語る→消えるの繰り返しに繋がる話ですが、常にXIII機関がディズニーワールドにいる理由が、『心を探している』からであり、結局『なんだ、心の正体はこれではなかったのか…。』みたいな感じで消えて行くのを繰り返していきます。

地獄の極み:キーブレード墓場

正直に言うと私はすでにパイレーツのワールドあたりから飽きてきていたんですが、キーブレード墓場は酷すぎてもう話になりません。

ここまで酷いラストを迎えるのであれば、今までのように完結作としてではなく、せめて直前に発売されたアクアの『フラグメンタリーパッセージ』の伏線回収と、少なくともヴェントゥス、アクア、テラを復活させるまでで終わりにしておけばよかったと思います。

そもそも、ロクサスやシオンを復活させる必要はあったのでしょうか?

映画で例えるならトイストーリー4のように、3で終わっておけば綺麗にストーリーが終わっていたのに!って感じですね。

ロクサスやシオンは最終的にソラの心の中に帰っていきました。

キングダムハーツ2のあの悲しさと切なさがあったからこそ、神ゲーとして語り継がれる作品になったのにあっさりムービーで勝手に生き返って帰ってくるのはマジでやばいです。

レプリカの気持ち悪さ

そもそもレプリカってなんですか?って話です。

心を宿す器とかいう理屈はわかるんですが、マネキンに心宿したら本人の記憶や姿を引き継いで生きることができるって、もはや訳が分かりませんし、気持ち悪いです。

強い心を持った者がハートレスになったらノーバディが生まれると同じように、心が強いから実体化できたくらいの方がまだ納得できたんですが、後半のレプリカ祭りがやばすぎて終始早く終わってくれって思いました。

面倒なので色々とまとめます

個人的にキングダムハーツ3が絶望的につまらなかった理由は以下です。

  • 戦闘のテンポの悪さ(ムービー→戦闘→ムービー)
  • XIII機関撃破ごとに発生する強制ムービー
  • ご都合主義すぎる展開(とりあえず人気キャラ全員復活させとけ的な)
  • 発売前のPV詐欺(仲間やリク消滅からソラ泣き崩れると思わせたミスリード)
  • ディズニーワールドの無駄遣い
  • FFキャラどこいった?
  • そもそもKHがFFみたいになってきたから実質FF
  • 冗長すぎるムービー
  • ムービーのカットシーンの長さ(一動作が長すぎる)
  • 戦闘の意味のなさ(ムービー見るための通過点であり作業に過ぎない)

これ以上描いてたらただの批判家になりそうなのでやめておきますが、

本気で発売を楽しみにしていたので、その分絶望度が高かったんです。許してください。

キングダムハーツ4への期待値の低さ

一応DLCのRe:Mindも買いましたし、プレイしましたがXIII機関のリミットカット版がまた別の方向でやらかしていたので、途中でやめました。

ソラが消えたあとの話も、キングダムハーツメロディ オブ メモリー(MoM)で少し描かれてましたが、今後は間違いなく古のキーブレード使い+カイリの謎(幼少期の記憶がない)について進んでいくと思います。

ヴェンの件もそうですが、古のキーブレード使いがあっさり現代に出てきてしまったせいで、もう逃れられることのないストーリーの複雑化は避けられません。

また、現時点のPVでは私が嫌いだった戦闘システムはほとんど3をベースに引き継がれていそうなので、正直同じ気持ちになりそうで怖いです。

わずかな希望も鍵が導く心のままに…

我々プレイヤーは開発者のやりたいことと、プレイヤーが求めていることの乖離があればそれは批評に繋がります。

少なくとも私はキングダムハーツ3が圧倒的に嫌いでして、今まで遊んできたシリーズの集大成として最悪の結末を迎えた作品だと思っています。

私がよくみるYouTubeの実況者も、割りと途中から飽きていたり2の方が面白かったと言っている人もたくさんいたので、現時点ではネガティブな意見の方が多いと思っています。

ゲームを本気で(思考しながら)遊んでいる人と、ただキャラが好きな人では評価が分かれるところではありますが、今後の続報を待つしかないですね。

鍵が導く心のままに…