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TOKがどん底の人生から立ち直った話 | 実際の経験からどのようにして今があるかを紹介(Part.2)

TOKブログ
『TOK’s GAMEs BLOG』のTOK(トック)です!
今回はどん底から立ち直るまでの後半になります! 前回のブログはこちらからみてください。

こちらのブログでは、一部ネガティブな表現や内容が含まれております。 全てはTOKの経験談に基づきますので、ご了承ください。

人生に未来はあるのか

さて、前回のブログで念願の音楽業界ですら電車に乗れず辞めてしまいました。

専門学校にまで入ってやっと掴んだこの夢を失った私は、心底消沈していました。

もうそれは絶望の中の絶望。

これ以上の絶望はない。

それでもお金を稼ぐために仕事をしなければなりません。

誰か映画化してくれ。それでお金をください。

あぁ、末期だなぁ…

再度派遣に登録する

これしかないんです。

  • 手っ取り早くお金を稼ぎたい。
  • 給料日を待たずにお金がほしい。

そんな人には単発バイトしかないんです。

しかし、この選択がさらに私自身を苦しめます。

2度目の派遣人生

前回の派遣人生から脱却し、夢を掴んだ私だったはずが、まさかの2度目の派遣人生。

これが何を意味するかというと、絶望なんです。

なぜなら前回までの私と2度目の私では、派遣の仕事をする意味合いが大きく変わるからです。

最初は、音楽業界への就職を目指すために、仮で活動していた時期。

そこから夢を叶え全てが順調だった矢先に起こる転落。

まさにカイジの世界の利根川のよう。

ちなみにTOKは利根川が一番好きです。

でも、私は利根川ほど強くない。

どちらかというと成功と失態を繰り返しているギャンブル癖のあるカイジなのである。

鬱と対人恐怖症の進行と、地獄の日々

1度目の派遣も、音楽の仕事も、最終的には電車に乗れなくなってしまったことをきっかけに失敗しています。

しかし、仕事をするためには電車に乗って遠くの職場にいかなければならない。

軽くトラウマを抱えてはいたものの、職場の環境を変えられるというのが派遣の強みでもあるため、ある程度の対策ができたんです。

  • 派遣会社の登録は複数しておく
  • 自宅から近い仕事場を選ぶ
  • 電車の路線と仕事先の条件をしっかり選ぶ

すでに鬱と対人恐怖症が進行していた私は、とにかく人がいる場所を避けたくなったんです。

それでも仕事先は少なくとも20分は電車に乗らないといけない距離だったので、対策をすることにしました。

派遣会社の登録は複数しておく

これはいつ起こるかわからない電車に乗れなくなる現象対策です。

派遣会社はクレジットカードの審査とは違い、複数登録申請しても問題ありません。

たまにグループ会社や提携している会社もありますが、基本的に情報が行き来することはなく、デフォルトで複数登録している人は多いかと思います。

単発であれば職場選びもしやすいので一石二鳥です。

さらに、全てオンラインで完結できる登録会社もあったため、非常に助かりました。

自宅から近い仕事場を選ぶ

当時の自宅は、派遣会社こそ遠かったものの、結構20分も電車に乗ればどこでも行けるくらいには仕事場がありました。

さらに通勤電車も複数選べる状況にしておけば、見える景色も変わり、発作のようなものが起こりにくいんじゃないかと考えました。

電車の路線と仕事先の条件をしっかり選ぶ

対人恐怖症が悪化していた当時の私は、とにかく電車の通勤がしんどかったんです。

なので仕事先は、スタートが10時になるものを選び、かつなるべく電車一本で行ける場所を選ぶようにしました。

仕事を続けなければいけないストレスは半端なかったのですが、自分自身の現在の状況を考え、最善を尽くす努力をしました。

何をやっても続かない日々

無理ですね。

派遣なんて続きません。

1日行っては3日休む、3日振りに行こうものなら今すぐ帰りたい衝動に襲われる。

同じことの繰り返し、これはもう派遣で働くのは無理だと思いました。

派遣の辛いところが主観で目立つようになった

2回目の派遣登録、つまり最大のチャンスを逃した後の私が見る世界が大きく変わったことに気づきました。

きっとそれは自分自身が不安定になってしまったことで、元々そうだった現実の悪い部分が露見されてしまっただけなのかと。

関わる人全てが悪人に見えるようになってしまったのです。

  • 言葉の裏側に悪を感じるようになった
  • 人の言葉を信じられなくなった
  • 優しさの裏があるんじゃないかと人間不信になった

きっと大半のことは勘違いだと思います。

しかし、それほどまでに心を蝕まれてしまっていた私は、そんなことに気づくこともなくどんどんと病んでいったのでした。

宅配弁当の仕事を始める

きっともう戻れない位置まできてしまった私は、思いきって全く違う仕事に手を出してみることにしました。

ジャイロキャノピーっていう可愛い三輪車に乗って個人宅に宅配するわけですが、これが車の免許を持っていれば三輪車が運転できます。

その頃宅配弁当の求人がちょうど出ていたので、一人で宅配できるなら向いてるかもと思い、早速応募してみることにしてみました。

まぁ、なぜか運良く採用になるわけですが、案外この選択が今後の人生においてとても大きな転換期になるのです。

人生最大の稼ぎを叩き出す

この仕事、控えめに言って

自分で段取り組んでどのお弁当を優先して運ぶか決めるのですが、これが自分の性格に大変合ってまして、ピクミンシリーズを全作最短日数クリアするくらいには段取り組みをするのが好きなので、仕事もまぁまぁできる人になりまして、たった1ヶ月で当初1年以上働いているメンバーと同等の立ち位置につくことができました。

そもそも若年層かつ、ヤンキーが支配している職場だったため、通常より距離感が近く、打ち解けるのは早かったんですが、『TOKさんすぐに仕事できるようになったし、俺たちの仲間になってくれてよかったわ〜』みたいなノリでヤンキーたちの仲間入りをしました..(笑

ちなみに、この宅配の仕事をスタートするまで、私の給料は最大でも14万程度しかもらったことがなかったのですが、普通に仕事が苦ではなかったので、時給も1,400円で高く月に24日、最大で14時間労働をしていたら最大27万円まで稼ぐことができました。

こんだけ働いても余裕だったので、結局派遣という環境が本当に合わなかったんだなと思いました。

あれだけ鬱々していた自分も

  • 人に頼られるようになった
  • 褒められるようになった
  • お金が入り生活水準が上がった

たったこれだけである程度回復することができたんです。

しかし、根本的な部分は変わっていなかったので、最初の2週間はかなり億劫で、いつ職場にいけなくなるか毎日不安でした。

生活水準が上がり、新しいきっかけを探し始める

お金と心を少し回復できた私は、いよいよ繋ぎの仕事ではなく将来の仕事を考えることになりました。

しばらくの間この考えに行き着けなかったのですが、それをできるくらいには回復しています。

そして私は、WEB系の仕事に出会うことになるわけですが、この話は以下の記事で紹介してますので、よかったらみてください。

この努力ができるようになったのも、全て宅配バイトのおかげだったな。

続きはPart3へ

ここからTOKの人生は大きな転機を迎えることになります。

次回は最終回です!

続きはこちらから

モイス

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